D E S I G N E D F O R   O U R D A I L Y L I F E  前田木藝工房の技法

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「道具の製作」轆轤(ろくろ)

「挽きもの」というのは 金工では旋盤という機械を使ってする仕事で材料を回転させながら 刃物をスライドさせて削って作る技法です。お盆、茶托、香合、茶筒 など 回転体はこの方法で作られています。
 材料の両端を固定し 回転させる道具を「轆轤_ろくろ」といいますが、一品制作の場合、刃物は勘による手仕事で動かします。たくさん作るという場合 専門業者に外注ということになりますが、道具や治具を自分たちで工夫して 考えだすのは 楽しいものです。

「胴張り_中央を太くしたエンタシスのような形」に合わせたアールのレールを作り、その上を走る台車の上に彫刻用刃物をつけたグラインダーをセットしてみました。何度か失敗を重ね苦労しましたが、どうやらうまく挽く事が出来た瞬間は 「万歳!!」というほど嬉しいものです。材料も刃物も回転しているのがこの機械の特徴です。こうして荒削りの後、普通はサンドペーパーで仕上げますが、僕たちは鉋の削りあとを大切に内丸鉋で削って仕上げます。