D E S I G N E D F O R   O U R D A I L Y L I F E  前田木藝工房の技法

03 06 09 12

摺漆_第二回目の塗り


仕上がりの色は一度目で決まり 後で修正は出来無いと思う方がいい
一度目が乾いた後 表面を磨きます
研磨材料は スチールウールやスコッチブライト等もよいが
ここ数年 スリットロールが 木の表面の語りかけがよく伝わるので 気に入っています
摺漆は 単純に塗り 磨きを繰り返す技法ですが 人により使う漆と研磨材料はまちまちです
僕の場合 漆は生漆(ごみを漉しただけの手を加えないもの)を最後まで使います
木固めと磨きが終わるとなんともみじめな表情になりますが むらさえなければOK
むらは直らない失敗で 深追いせず 思い切って削り直した方がいいのですが
漆が乾くと金と同じ固さなので 大変苦労することになります

二度目を塗り終えると 栃の木独特の 美しい模様がすでに現れています