これからの磨きの「どう摺り」という技法は
砥の粉をサラダオイルで溶いてどろどろにしたもので表面を研ぐ技法で
天然のコンパウンドです 伝統技法は基本的に自然素材を使うのがいいようです
力を入れて傷をつけないようボロ布で磨き 水気を絞った布で磨きながら拭き取ります
江戸指物の摺漆は 3〜4回ぐらいで仕上げますが 栃の場合 僕はもうすこし回数を重ねます
拭き取りむらがなく 拭き取りすぎない瞬間がわかるのには手の感覚の修練が必要
漆が残ると取り返しがつかなくなるので つい拭き取りがちになり何度塗っても艶があがらない結果となります
「生正味」という精製度の高い大変伸びのいい漆を最後に塗ります